01 得意分野という誤解


ここで言う「もうかるライター」とは、「ラクしていっぱいお金が入る」ではなく「いっぱい働いて、その分、収入もいっぱい」という意味です。

ウサ吉は、どちらかというとバリバリ仕事をするよりも、多少ビンボーでもいいから、自分の時間をしっかり確保したいと思うタイプ。営業も苦手なのでやったことがなく、ひらすら仕事の話が来るのを待つ、という方法でここまできました。

営業をしたことがない、と人に言うと驚かれたりするのですが、その分、積極的に仕事を探す人と比べて、仕事量 も収入も少ないほうだと思います。

だいたい、ひとつの仕事が終わりかけた頃に次の仕事の話が来る、という感じなのですが、時々、予定がポッカリ空いてしまう時期もあります。でも、そういうときもあせって営業したりせず、

「これはきっと、神様が『遊びにいっといで〜』と言ってるんだわ!」

と勝手に解釈して、フラッと旅行に出かけたりしていました。

しかし! 気がつくとウサ吉もフリーになって丸3年。「まっ、フリーになりたてだしね」とのん気にかまえていたけれど、「もうちょっと仕事を増やしたいな」という欲が出てきた。これまでは時間と気持ちにゆとりのある生活を心がけてきたけれど、もうちょっと金銭的にもゆとりが欲しいし、仕事の幅も広げたいなと思うようになったのです。

 

そもそもウサ吉が営業をしなくても仕事の話が来たのは、周囲の人にとって「○×の得意なウサ吉さん」というイメージが定着していたから。つまり、得意分野が確立されていたからです。でも、実はウサ吉にとっては「あんまし好きじゃないかも」という分野でした。フリーになりたての頃は、「得意分野というか、好きな分野はコレ」というものが2〜3コあったのですが、それを周囲の人が勝手に解釈して、ドンドン違う分野の仕事の話を持ってきていたのです。

たとえば、ネイルに関して詳しい人にメイクの仕事を頼んだり、鳥が好きな人にハムスターの記事を書かせたりするようなものですね。相手にとっては

「あれが得意なら、これもきっと得意だろう」

と思えるのでしょうが、本人にとってはまったく異なる分野。未知なる世界!

基本的に「似ているようでチョイと違うジャンル」の仕事でも、来た仕事は断わりません。そして、やってみると知識が増えるから楽しいし、達成感みたいなものも味わえます。でも、心の底から好きだと思ってやっているわけではないので、精一杯やってもどこか自信が持てない。


ということは、ウサ吉が「いっぱい働いてその分、いっぱいかせぐ(=もうかるライターになる)」ためには、

 ・仕事の幅を広げる
 ・得意(専門)分野の変更+確立

ということが必要のよう。

しかし、具体的にはどうすればいいのだ?